山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

このギャグが判る人は40代以上?

子鬼、熱はないし、もう吐くことはナイが「どんより」としている。
具体的に熱もないし咳も出ないので、「一日家で安静」にしておく(病院へは行かない)
抱っこをせがむので、抱っこしてホットカーペットの上で半日過ごす。

パジャマの上にちゃんちゃんこを着せて毛布でくるんで、膝に乗せれば「(弱々しい)病みあがりの幼児ちゃん」の出来上がり♪
むちむちとした体でしどけなく「どんより」している姿は、「メッタに見られない姿」のセイか、シミジミと可愛い。
全体に覇気がナイせいか「別人」のようだ。
他人の子供をレンタルしている気分を楽しむ。

しかし、母は「せっかく家に一日中いるんだから」と子鬼を膝に乗せたままで本を読んだり、ビデオを見たりして過ごす(この期に及んでも子供向けのビデオを一日中見せたりしないところが、我ながら「ジコチューな親だ」と思う)
ダンナが「ワシのために借りてきた」(と、本人がそう言った)ビデオ「発狂する唇」を観る。

・・・・(言葉が出ないらしい)
主人公は、「連続殺人犯として兄が追われている家庭」の次女。兄の行方を知りたいばかりに霊能力者に助けを乞う。
すると、その霊能力者は彼女の家族を利用して怪しげな「儀式」を開始する・・・・

この映画にストーリィなんて意味ナイから書いても無駄だけど、もう、イキナリ主人公がバラ園で歌っちゃってミュージカルになるし(しかも滅茶苦茶オンチ)、可愛い顔してゲロ吐きまくるわ、陵辱されまくるわ(しかも死体相手!!)
何故か「アベチャン」こと、「我が家のアイドル」阿部寛がFBI捜査官(!)で登場して、クライマックスは樹海でのカンフー大乱闘・・・(遠い目)
「電波系トンデモおバカ映画」の系譜に連なる怪作でした。
でも、ナンダカとってもおかしくて、「樹海のカンフー大乱闘」シーンでは観ながらゲラゲラ大笑いしてしまった。

しかし、「風雲・ストーム・ライダーズ」といい「発狂する唇」といい。
観てる間は結構笑っているのだが、「見終わった後」にココロが荒んで「ヤサグレちゃう」トコロが如何なモノか?
なんかもう、「ホモのAVでも持ってこい!」って気になる(観たことナイけど)

夜、BSで昔のザ・ピーナッ●を見る。
せちたろーが「この人たち、ブスに見える」と言うので、
「ソレは言わない約束よ」と答えたら、ダンナに大受け。
ダンナ、しばらく腹を抱えて笑い転げる。