山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

朝からずぶ濡れ??(T^T)

朝、いつものようにボイスがひくベビーカーに子鬼を乗せて田圃の中の道を散歩。
山の頂上に黒い雲を発見したが、「まだ、降りそうにないわね」と油断して、
散歩のちょうど折り返し地点まで来たとき。
「あれ?あんなに晴れていたのに、いつの間にか暗くなってきた!一雨来そう・・・」と思った途端、突然土砂降り(T_T)

乾いたアスファルトの路面を大きな雨粒が叩いていって、埃の匂いがむっと立ち上ってくる。
「まるで真夏の夕立」と思う間もなく、みるみる全身濡れる。
雨はすぐにも小降りになりそうな気配なのだが。
子鬼、ベビーカーのシェードを自分で引き下ろす。でも、脚には雨が降りかかっていた。

取りあえず、パン屋さんに急ごう(パン屋に行く途中だった)と小走りで移動していたら・・・・前方50m先の(今、歩いている道に直角に交わっている)道をダンナの車が猛スピードで爆走していくのが見えた。
(我が家はこの直角に交わっている道の右側方向にある)

「あ!モキちゃん!!」(ワシはダンナを普段、こう呼んでいる)
ダンナ、ワシに気が付かぬママ右から左へ通り過ぎてゆく。
「多分、もうワシがパン屋さんに行ったと思って迎えに行ってくれているのね」
そうだったら、もうじき折り返して(だってパン屋さんにワシが到着していないから)来るはず。
しばらく小走りに進んでいたら、ダンナが再び猛スピードでとって返して来た。
子鬼も手を振って父ちゃんにアピール。ワシも「モキちゃ???あん!!」と手を振る。
ボイスも尻尾振り振りアピール。
今度はワシらも交差点まで来ていたので、ダンナもすぐに気が付いてくれて、停車。
「もう、スゴイ雨が降ってきたから迎えに来た」とダンナ。
「サンキュー」二人と一頭は大喜びで乗車。

と、この時点で雨は降り止み青空が広がり、入道雲まで現れる。
「ナンじゃ、こりゃあ!!」ダンナ空に向かって吠える。

車でパン屋さんまで連れて行って貰い(車に乗ったのはパン屋さん手前50mくらいの地点だった)、パンを受け取って帰宅。
「ワシは朝、天気が良かったから、洗濯物も布団も干してきたんだ!」という重要事項を思い出す。
「アレどーなったのかしら?」と考えつつ帰宅したら、ダンナが取り込んでいてくれていた。
スマン。

もの凄く焦って取り込んだ様子がうかがえる、「トリコミ中」という言葉そのままの表現がピッタリの
「まるで戦場のようなアリサマ」であった。