山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

カーッペット探しの旅は続く・大壺完成・新聞屋さん

朝、ゴミ出しの準備をしていたら、ボイス、散歩と勘違いする。
「違うよ」と言いつつ作業を続けるが、一向に期待をしぼませる気配がナイ。
すると、下着姿の子鬼まで登場してきて「一緒に散歩に連れて行け」とウルサイ。

仕方ないので庭に出て、愛車プリアちゃんのドアを開けてやる。
子鬼、喜んで運転席に。ボイスも大喜びでナビ席に。
子鬼はハンドルをグングンねじり、ボイスはナビ席に「ちょんちょこりん」と座って、
「さあ!ドコへなりとも連れて行っていただきましょー♪」と期待に胸を膨らませている。
「いや。ドコにも行かないんだけどね」母はちみっと申し訳がナイ。

ゴミ出し後、本日も「カーペット探しの旅」へ行く。
隣町に出来た巨大DIY店へ。
ホンの2年くらい前までは「ウチよりも僻地」だったこのアタリ。
最近、福岡市内からの移住者が増えて、「どん」と都会化している。
く。くやしい・・・

なんだかコジャレたお店もあって、町役場も新築、隣には新しい保育園も建設中。
「一体コレはドーしたコトでぃ!」
ウチよりも福岡市内からはズ???????っと遠いクセにぃ!(相当悔しいらしい)

カーペットは本日も空振り。
冬が来るのが早いか?カーペットをゲットする方が早いか・・・?
昨日、家具屋で見た「チベット段通」というのがお値段も手頃で素朴でヨカッタ。
しかし、チベットで段通って作られているのか??
元値は1/10くらい??作っている子供が搾取されてやシナイか??
千々にココロ乱れる、秋の午前中の人妻であった。

午後は陶芸。備前の大壺の仕上げ。
叩いて叩いて、コツコツ仕上げ。
叩いて作る「叩き」の技法はとても古い。ろくろが発明される以前から、人類は
「自分が廻りながら、板で粘土をぺしぺし叩いて、陶器を作っていた」のだ。(今でもアジアの奥地へ行けばこの技法で壷を作っている人たちも、まだいる)
全体のバランスを見ながら、削って叩いて整えて。の行程の繰り返し。
なんとか完成。

夕方、新聞屋さんが新しいバイトの兄ちゃんを連れてくる。
「その大きいワンちゃんに気をつけて」と言っている。
バイトの兄ちゃんは「はい」と言いつつさっさと新聞受けに夕刊を入れる。
ボイスはタヌキ寝のしらんふり。
「あれ?吠えないね」とバイト指導中のオジサン。

ボイスに吠えられるヒトは貴重よぉ??。
怪しいヒトには吠えます。
オジサンは吠えられた?じゃあきっと、怪しいヒト(笑)