山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

陶芸見学日帰り旅行前日

午後、本を読んでいたら、電話。

ここ2年ほどほとんど会ってない「やすこちゃん」から。
やすこちゃん、彼女自身の目の病気や老父介護なんかで会いそびれている。
彼女はワシより15?6歳も上(なんせ彼女は孫が二人もいる・娘さんはワシより8歳下)だが、
ナンかウマが合って、二人で外出したり家に遊びに行ったり来たりする仲。

「ねえ。陶芸の見学旅行に行く?」という問い合わせの電話だった。
「行くけど、やすこちゃんは行ける?お父さん、まだ大変でしょう?」と言うと、
「お父さんをデイサービスに預ければ行けそうなの!久しぶりに合いたいわぁ」と彼女。
「行けるのなら、行こうよ。家にこもって仕事(彼女は和文タイピスト)か
お父さんの介護だけの生活じゃ大変でしょう?」

彼女は諸事情でここ2年、陶芸も出来ない。

「旅行は木曜だよね?行けそうなんだよね!」と彼女。
「いや、やすこちゃん。ワシの記憶が正しければ、旅行は水曜だよ」
「えええ???!!」

で、ワシが教室に確認の電話を入れる。
やはり、旅行は水曜日。
先生(実は彼はワシの高校の後輩)から
「ついでにTさんも誘ってください。なんか、ボク、連絡がつかなくて」と頼まれる。
二つ返事で続いてTさんに電話。

彼女は「なにわ女in半島」以前、日記にも登場した「ダンナが今春から東京で単身赴任」のヒト。

ある日突然、ワシに「ねえ、子供ってどーやって作るのん?」と聞いてきたヒトだ。
結婚以来10数年。ず??っと子供が無くて、いざ、「子供が欲しい」と思ったら40目前。
とりあえず、ワシに相談したらしい(ワシは不妊治療の経験者なので)
で、直後妊娠。現在に至る(子育てチュウ)

「ねえ、陶芸の日帰り旅行があるんやけど、行かない?」と誘う。
「今ちょうど、大阪からお母さんが子育ての手伝いに来てんねん!お母さんに赤ん坊預ければ行けるで!!」彼女、ものすごく嬉しそう。
「子育てチュウでもヒトには会ったり、出かけたりした方がいいよ。行こう!」ワシ、誘う。
「行く行く!アンタも来るんやろ?来ぃへんかったら、迎えにいくでぇ!!」
「行くよワシも(苦笑)」

で、やすこちゃんに電話。
「やっぱり、旅行は水曜日だよ!行ける??」と訊く。
「うん!いま、病院に電話をかけて、アッチコッチに都合をつけてお父さんを夕方まで預かってもらえるようになったの!行くわあ!!」だって。

老父介護も子育ても、たまには息抜きが必要。