山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

石くんのギターにシビレル(死語)

夜明け前(5時?)から、子鬼活動。
ダンナに襲いかかる。
「眠いのに止めて?!」とダンナ悲鳴を上げているが、
ワシは、しらんフリして寝込みをキメル。
しかし大騒ぎの内容は耳に入ってくる。
フト、子鬼が「センテンスのある言葉で喋っている」コトに気がつく。

「にゃっこぉー(子猫)、かあいぃねえ!ちゅ??うっ」
「パパ、ねんねした。ばいばぁ??い」

昨日まで、単語しか話さなかった子鬼が、突然今朝はセンテンスのある言葉で喋っている。
「昨日は出来なかったコトが今日はデキル」これが人間の赤ん坊の面白いトコロ。
考えてみれば、今日で子鬼は2歳と丁度1カ月だった。
いきなり今朝、「頭の中の回路が繋がっちゃった」らしい。
一人で、バリバリ延々とセンテンスのある言葉を大声で喋り続けている。

「まま、だぁ?いすき!ちゅ?っ!!」とキスしてきた。
「はいはい。ママも大好き」と言いながら、子鬼の肩を抱いたら、ナント、子鬼全裸(家庭内裸族)
一体、いつ脱いだモノやら(オムツまで脱いでホントに全裸)

午後、陶芸で「日帰り窯元見学旅行」の打ち合わせ。
「何だ、温泉と抱き合わせの企画じゃナイのか」(九州人はスキあらば温泉に入る)

夜、BSでここんトコロ毎晩、スガシカオイエモンのライブをヤッテて、
ワシ的に「とっても楽しい毎日」なのだ。
スガシカオのライブはヨカッタ?!ナンてセクシーな歌声なのだ。もうウットリ♪)
今日は真打ち登場。エレカシ
もう、ドキドキして夕飯作りの途中なのにテレビに釘付け。
エレカシが画面に登場するや子鬼とテレビ前で踊り狂う。

エレカシの魅力」は宮本浩次の絶対的なメロディメーカーとしての才能もあるのだが、
同時にギタリストの「石くん」による部分も結構ある。
「ロック正統派ギターヒーローの系譜」に連なる、そのエモーショナルでメランコリックな
「必殺のフレーズ」(しかも超カッチョイイィ?)が叩き出される瞬間の開放感!
「トッチラカッチャッタ人格が服を着て歩いている」宮本氏の派手なキャラクターの影に隠れてて、
気が付かないが、このあまりにも「一見地味で目立たない寡黙なギタリスト」は、
ワシ的にスゴイ人なのだ。

とても感傷的で美しいフレーズ。
力強い、破壊的なフレーズを絶妙の間合いで繰り出してくる。
「もっと、石くんに評価を!!」
もう、あまりのギターフレーズの美しさに「ウットリ」な人妻の宵の口だった。