山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイス脱走中の悪行三昧

朝からご近所を巡って、ボイスの悪行を尋ねに行く。しくしく。

どうやら、ボイスは昼頃縄抜けに成功。
しばらくはウッドデッキの上で昼寝していたが、その後、近所の畑に出没。
畑作業中のジーさんに構うでも無く、畑を荒すでなく、ウロウロ散歩。
しばらくは、自宅前の山道の真ん中に座って、じ?っとワシらの帰りを待っていたらしい。
しかし、近所の小学生らは怖さのあまりに自宅から一歩も出られず(すまん)

夜に、ボイス活動再開。
まず、「ダチ犬・グー」の家に行く。
このグー、自分が縄抜けしてきてウチに来て、ボイスに構うのは「大好き」だが、
ボイスが自分ちの庭に入ってくるのは「大嫌い」
だから、もの凄く怒ったらしい。
ボイスはいつもの調子で「遊ぼ♪」とやったらしいが、グーは怒りのあまりパニックになって
ボイスに本気で喧嘩を仕掛けてきた。
でも、ボイスはじゃれてるつもりでグーに構っていて、ソレを見た
グーの飼い主のお父さんが
「ボイスを怒らせて本気で噛まれたら、グーが死ぬ!」と思い、
両者に割って入り、思わずボイスはグーの飼い主のお父さんの腰を「くわえた」らしい。
グーの飼い主のお父さん曰く。
「あくまで、噛んではイナイ。軽くくわえただけ」だって。ホント!?
しかし、「顎を閉じなかったからくわえただけ」と主張なさる。
(確かにボイスが「本気で噛んだ」ら、「流血だけじゃ済まない」??)
「お腹が空いてたみたいだったから、エサもやっときました」だって。
ひぃ?スイマセン!!

実は帰宅後一番気になったのは、ボイスが全然、空腹そうじゃナカッタ事だった。
「まさか、どっかの鶏が一体丸ごとボイスの胃袋に入ってるワケじゃないよね」と大変気を揉んでいたのだ。
「ホント大人しくってねえ。鎖も外れているのに、家の周りでずーっと待ってて。山も降りては行きませんでしたよ。帰って来られるのを待ってたんですねえ」
と近所のバーサンに言われる。
とほほ・・・取り敢えず、謝って廻って終わる。

せちたろー、お勉強の一日。
せちたろーに改めて、「ウソをつく、心の弱さがいやなの。勉強よりも、アナタが自分の心の弱さに負けてしまうのがクヤシイの」と言って聞かせる。
せちたろーも納得したらしく、涙を流して反省。
抱き締めて和解。

せちたろーの髪の毛をカット。「サロン・ド・オカアサン」の開店。
映画「レオン」の「マチルダ風ショートボブ」にする。