山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

昨日の怒りと悲しみの理由が判明

この日記は、基本的には「昨日合った出来事を翌朝書いている」状態。

だが昨日は、昨日のウチに昨日のコトを書いちゃったので、今朝はその補足。

さて、怒られたせちたろー、溜まりに溜まった宿題を片付け始める。

せちたろーを叩いたことで、とても気分が凹んでしまい、ワシはご飯も作らずに
洗濯物を片付けたり、思い出してはおいおい泣いたりしていた。

で、しばらくして二階へ上がってみると、ご飯が炊けている。
お米も、米櫃に空っぽだった筈なのに、ちゃんと買ってきた新しいお米が補充されている。

「あんたがやってくれたの?」とせちたろーに聞くと
「うん。お母さんが悲しくてご飯も作れなさそうだから、ご飯だけ炊いておいたの」と言う。
ごめんね。お前はいい子だね・・・
(と思いながらも、現実のワシは「ふ?ん。早く宿題やりなさいよ」としか言わない)

取り敢えず、昼間に作る予定で解凍しておいた肉を使って、
スペアリブのトマトソース煮込みだけ作る。
こんな時は、材料全て鍋にブチ込んで、ただ煮込みだけで出来る料理がありがたい。
こんなに、気分は最低の日なのに、「ぶち込んだダケの料理」は怖ろしく美味しく出来ている。
なんだか、そんなコトまでがシミジミと悲しい。

ダンナは帰ってきて、今日あった出来事を聞きながら、
「でもね、いい子に育っているよ」と言って慰めてくれた。

ワシが必要以上にこの事件に関して過敏になってしまっている原因を、
翌朝(つまり今)になってようやく思い当たる。

実は夕べ観た夢に、そのヒントが隠されていたのだ。
(夢の内容は、大工さんが出てきて、ダンナに愚痴を言うという内容)

せちたろーのウソをついてまでの行動(数ヶ月にわたる宿題さぼり)が、
実は「ある親戚のモノ」によく似ているのだ。
今はその本人のそーいうキャラクターのセイで、ウチは一切のつきあいが絶えて、
デンワもナイ「ある人」。
でも、とても近い血筋にある「その人」。
その人の行動に似ているので、ワシが過敏に反応してしまったらしい。今回。

無意識下で、我が子の行動に「その人」との濃厚な「血の繋がり」を感じて、
必要以上に怒って、悲しくなってしまったのだ。反省。
せちたろーは「その人」とは、たとえ血が繋がっていても、あくまでも、「別人」なのに。
全く別の人生を送る筈なのに。

翌朝になって、自分の行動の理由に気がついた。
う??ん。「寝るのは偉大」だ。