山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

芸大OB展にて?♪

きゃありちゃん一家と美術館で待ち合わせ。

結構大きい会場でやってて(隣はボルドー美術館展やってるメイン会場)、
「入場無料」なので、「ボルドーついで」に立ち寄るお客さんが多くて大盛況。

知ってるヒトの作品もあって、
「昔と作風が違う」(って20年以上も前の作品しか知らないのに)と感心したり。
芸術新潮にも取り上げられていた画家さんの、ホンモノを見ることも出来た。

100数十号の大作。
油絵で、「お年寄りのシワシワの顔の大アップ」をモチーフにした絵。
シワの一本一本が、谷か山のように不規則に連なっているサマが、なんだかスゴイ迫力。

「同じ芸大のOB展」と言っても、テーマも作風もバラバラで、もっとハッキリ言っちゃえば、
「実力もバラバラ」のレベル。

「芸大出たからって、大成するとは限らない」
当然だが、真実なのだった。

「OB会」の方はきゃありちゃんのダンナに任せて、ワシらは公園で子供達の子守。
(ウソ、ホントは子供達を遊ばせながら、自分たちのおしゃべりに熱中)

きゃありちゃんの「バリ島滞在中ホワイトマジック体験談」を訊く。

彼女は「ミスバイク」なんてタイトルを持ってたくらいだから、勿論のこと、
大型バイクで都内をブイブイ言わせてた過去がある「創世期女性ライダー」
の一人であるが、やはり事故とも無縁ではなくて、
若い時のバイク事故で右腰を痛めている。

で時々、その後遺症で腰が痛んだり神経痛が出たりするのだが、
ひょんなコトから一家で「バリ島滞在」する事になり、お世話になった王族のヒトが
「ヒーラー(治療者)」だったコトから、
「じゃあ、ホワイトマジックで治そう」というコトになり、あれよあれよと言う間に、
「治療のイケニエ(きゃありちゃん談)」にされたらしい。

なんでも、「細い木の棒」で、「左足の小指と薬指の付け根」を、
「コレデモカコレデモカ」と押されて「出産よりも痛い思い」をしたらしい。
で、次は「左足の太股の筋肉の窪みの上」を、「同じ棒」で、また、
「コレデモカコレデモカ!」と押され、「あまりの痛さに気が遠くなったり」して、
「その時私の心電図を採ったらきっと、反応が出なかったはず」(きゃありちゃん談)という位にまでなったらしい。

でその後は「何故か神経痛もでなくなった。ついでに、円形脱毛症も治っちゃった」らしい。
恐るべし。バリ島。

「具合が悪くなったら、また行きたい」彼女は力強く言った。