山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

サエキけんぞう氏・雄猫クルちゃん

パール兄弟の「トロン岬」を思い出してみる。

SFムーヴィーのデート 終わってどうしようか?
グルグル首都高を抜けて 4℃の水銀灯点り出す
鋼鉄の炎が燃えている この辺に停めて
巨大なベイサイド・ファクトリーズ きらきら光る人工の残照

最初聴いたときは「なんじゃ?」であったが、ちょうどその頃
香港旅行に行って、夜の海岸沿いで山ほどの香港人カップルの大胆な行動を見て、
なんだか理解できたのだ。この曲が。
人工の海岸線、そこでいつまでとも、あてどもなく繰り返される愛の誓い。
巨大な作り物の世界で、根拠もなく、時の中に沈殿してしまうような儚い愛のかたち。
脆弱な自分たちも、その情熱と熱狂を以てしてならばきっと永遠に手が届くと信じる若さ。
そんなことをワシは感じてしまって、この歌詞(ホントはもっと長い)を書いた
サエキけんぞうというヒトに感服した。

最近、クルちゃんがスゴイ。
スゴイと言っても、実はカラダのある一部分がスゴイのだが。
もう、ある部分がパッツンパッツンに腫れている。
ハッキリ書くとチンタマ袋なのだが・・・・

どれくらいパッツンパッツンか?というと、
10円玉が10枚くらい入れられそうな大きさ、真横から見ても、不自然なまでに
チンタマ袋がオシリからはみ出している。

ボイスはそんなクルが「気になっちゃってショーガナク」なっちゃうみたいで、
「あうあう」とクルのチンタマ袋に向かって軽くカミカミ攻撃をし向ける。(クルは怒る)
ボイスもそうだったが、この「雄の季節」の到来時は飼い主も襲われちゃうくらい、
動物も猛々しくなって来る。

あんなに仲良しのせちたろーは勿論のコト、子鬼までがクルに襲われている。
「にゃんこの一撃」は、流血にまで達することもしばしばで、今、クルは「恐怖の存在」

う?ん、「玉抜き予定の12月」(獣医さんが「性徴が完成してから去勢する方針」なので)まで、一体、どれくらいワシらはクルに襲われ続けるのだろう?

でもボイスも、玉抜き以前は「破壊行動」も旺盛で、暖炉用の薪を毎日齧ってたな。
友人宅のゴールデンは家の外壁をバリバリ齧って破壊したらしい。
ボイスもせちたろーの初代自転車を大破壊してしまった。
いま、ボイスの横には子鬼の三輪車が止めてあるが、さすがにもう、全然破壊はしない。
夜中置いテテも、留守中置いてても、絶対に齧らないぞ。

ボイスも落ち着いたモンだ。
クルも手術後は落ち着くハズ。