山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

夫婦でヘアカット

ボイス、最後の注射。

相変わらず、隙を見ては自動ドアから脱走しようと身構えている。
「伏せ!」と言って伏せさせると、「ハラが床から2cm浮いて伏せてる状態(いつでもとっさに逃げ出せるように)」になってるし。

注射して貰って治療は一段落。残りは投薬のみ。
お兄ちゃん先生がしみじみ
「この犬はホント、大人しいですよねえ」と言う。

見た目での誤解も多い(「オオカミみたいだからきっと凶暴ね」とか)
ボイちゃんであるが、つきあっていけば誤解は解ける。
「コイツ、良いヤツでしょ?」チョット自慢げなワシである。

午後からは某スーパーブランドシティへ、ソファのお金を払いに。
ついでに世界中の一流品を見学。
せちたろーはウットリしてて「もう、素敵??なんて綺麗なの???」と、
その小さな瞳に星を宿していた。

その後打ち合わせの終わったダンナと合流。
思い立って、夫婦でヘアカットに行く。

行き先はいつものオカダ氏のトコロ。
久々に行ったら、アシスタントが全員男性で「男子校化」していた。
「気楽な男同士の集まり」で、なんだかとっても楽しそう。

このオカダ氏、アメリカ修業時代はジュリア・ロバー○の髪をカットしてた。
(ダチがマネージャーだったので)
ワシら夫婦とタメ年のせいか、価値観が合うので彼にいつもお願いしている。

9年くらい前に彼の父上(とても腕の良い、職人さん肌の美容師)から
「息子がアメリカから帰ってきて店出したので、行ってやって」と言われて以来、
この息子さんオンリーでいつもヘアカット。
黙って座ればピタリとキマル。
「安い早い上手い」で三拍子揃っている希有な美容師さんだ。

久しぶりに会ったオカダ氏。
両腕のタトゥーが眩しいぞ。(離婚後、ある日突然両腕イッパイにタトゥーが入った)←子供と別れたのが相当辛かったらしい

ワシはショートボブに、ダンナは「アンディ・フグ追悼記念カット」にして貰う。
夫婦二人揃ってのロン毛生活に別れを告げた。

帰りに、一風堂の新店舗でラーメン食べて、壁一面に貼ってある600個の赤くペイントされた蚊取り線香を眺める。
しげみちゃんはスゴイ。

兄(彫刻家)より今や全国的に有名人。
TVチャンピオン・ラーメン王選手権、ただ今三連覇中だもんな・・・

新店舗は広くて綺麗で、老若男女、色んな人たちがニコニコとラーメン食べてる。
600個の蚊取り線香は5人のペンキ職人が6日かけて塗りまくったそうだ。