山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ボイちゃんファン必見!映画「ホワイト・ファング」

ダンナ玄関先で、ボイスの狼爪をカット中。
じゃれてきたときにガガ??と引っかかれて流血するから時々こうして切ってやる。
(他の爪は散歩ですり減るが、狼爪は地面に接しないので伸びるから)

ワシがカットしても別段ボイスは嫌がりはしないが、
この、ダンナに対する態度はナンなんだ、一体?
ウットリと全身でダンナに寄りかかり、ヤスリでカット後の爪を仕上げて貰いながら、
「あぁ、もう。ドーにでもしてくださって結構です」と恍惚の表情でいるのだ。

ゴ????????!(思わず嫉妬の炎を背後で逆巻かせるワシ)

勿論ボイスはワシの言うこともヨク聞くし、「ご主人」とも思っている。
でも、爪切り中にあんな表情はしないぞ!
「一応、イヤなんだけどな。でも我慢してるの」みたいなカオしてるぞワシの時・・・

やはりダンナの存在はボイスにとって「かなり特別」らしく、
「絶対的ボス」「群のリーダー」だと完全に認めている。

これは、よっちゃんのHP内「りゅうの想い出」に書かれていたが、
犬とはこういうモノなのだ。
(よっちゃんとりゅうは仲良しだが、よっちゃんの父上とりゅうの関係はまた特別で、一日中一緒にいるワケでもなく、出張も多い父上をりゅうは「完全なボス」として認めていた事がその行動から伺える)

嫉妬の炎に身を焦がしつつ、ダンナとボイスをながめていると、
次は耳掃除へと二人の行為はなだれ込んで行った・・・

イヤーローションをコットンに塗り、ボイスの耳の中に指を入れて優しく耳掃除をしてやるダンナ。
ダンナのつま先に腰掛け(ボイス最大の甘えの表現)、ダンナの膝に背中を預けてウットリとダンナの目を見上げ、「全てをされるがママ」に身を預ける、「恍惚中のボイス」・・・・

ゴゴ??????????!!(嫉妬の炎再び!)

なんかもう、
「ダンナに身を任せきって恍惚中のボイス」に対して腹が立っているのやら、
「ボイスに優しくグルーミングをしてやってるダンナ」に対してジェラシーなのやら・・・

「もう、どっちも愛しているの。困ったわん♪どっちかなんて選べナ???イ」と言ってたのに、その愛するオトコ二人が「実は男同士でデキテた」現場を見てしまった時ってば、こんなカンジ?←もの例えがバカ

ビデオで「ホワイト・ファング」を観る。
感動して涙が出た。
極北の地ユーコンの壮大な自然、動物の見事な演技。
主演の狼犬がボイスにソックリでグッとくる。