山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

帰り道で・・・山麓通信・熊本編 その2

クルマの調子が悪くて、寄り道を断念。

暑さのせいでややオーバーヒート気味。水温計がすぐに高くなってしまう。

公園で休憩。
お弁当を食べたり、子供達を遊ばせたりしていると、クルの様子がおかしい。
完全な「脱水状態」
口を開けてはあはあと息をついている。
水を与えるが、飲もうともしない。困った。クルまでオーバーヒートだ!

慌てて移動。
クルマで走っていると、道の脇をどおどおとものすごい水量の湧き水が流れている地点があったのでそこで停車。
足を着けてみると、痛くてちぎれそうに感じるくらい冷たい。

阿蘇の伏流水の奔流だ。
どうやら菊池川の源流の一本らしい。
クルをケージから抱いて出し、全身を肩までドップリとその川に浸す。
(勿論ボイスも大喜びで流れに浸かる。冷水浴中?)

クル、一瞬ビックリするが、激しくは抵抗しない。
「もういっちょう!」と「浸しては引き揚げ」の運動(?)を4?5回繰り返し、
びしゃびしゃのままでケージに戻す。

クルはしばらくは「んべんべ」と毛づくろいに夢中になっていたが、冷水で身体を冷やしたのと、毛づくろいで水分も十分にクチから入ったオカゲか、脱水症状も収まり、グースカ眠り始める。
やれやれ。

クルマに荷物と犬猫子供でぎゅーぎゅーになって帰宅。
はぁ、やはり、もちっと大きいクルマが欲しいぞ。
それとクーラーがヨク利いて、真夏の坂道でもパワーが落ちなくて、オーバーヒートの心配がないクルマがいいぞ(そんなのがあるのか?)

弟は赤ちゃんの様態を気遣いながら今日、東京へ帰った。
今頃はもう、祖師谷に着いてるかな?と思いながら、家中の窓を開けて廻った。

まだまだ入院生活は続く。
よりちゃんはあの「針のむしろ」のような家から看病のために病院へ通い続ける。
ワシには出来ない。
絶対に出来ない。

自宅に帰ってきたら、みょーに家族中(ダンナと子供、勿論ワシも)がノビノビとしているのがおかしかった。
ゴメンね、みんな。
ワシの母が「普通の母親」じゃなくって・・・
(でもワシは18まであの人と一緒に暮らしてたんだよぉ???!!)
↑少女時代のワシって、今考えると、不幸?