山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

セールスマンと戦う!

海の日である。

海の日、第一回(4年くらい前?)は弟の結婚式であった。
熊本、猛暑の中の結婚式(遠い目)

ダンナはイッセイのスーツなんか着て、おしゃれしてたのに、スーツのズボンの下に
パジャマを重ね着してたし(朝、寝ぼけて着替えて、パジャマの上からスーツ着た)、
弟は朝から結婚式場に行くのに、短パンにTシャツで「行って来ます」と言って
出ていこうとするし(あんまりにも花嫁に対して失礼なので、ワシが引き留めて着替えさせた)・・・・イイ想い出。

朝から、アヤシイ来客。

笑いながら、若い男が近づいてくる。
「すいませ???ん、コチラに4歳以下の(と、手のひらを下に向けて
グイグイと上げ下げするアクションをつけながら)
小さなお子様がいらっしゃると聞いて来たのですが」と言う。

一体誰に聞いたのかは知らないが、ワシはアンタに用事はナイ。

「ナンのご用件でしょう?」と訊ねると、一向に要領を得ない。
「セールスはお断りしております。ウチはいりません」と言って、奥に引っ込むと、
「奥様????!何か勘違いしてらっしゃいます???」と玄関先で叫んでウルサイ。
「だから、ご用件はナンでドチラからいらっしゃったのですカ!?」
段々語尾に怒りが込められてくる、ワシ。
「あの??もっと近づいてお話がしたいのですが、わんちゃんが怖ろしくて
近寄れません。この、わんちゃん、かみつきせんよね?」←まあ、なんて失礼な!!
腹が立ったので、こう答える。

「かみつくかもね」

「奥様???、じゃあご近所で小さなお子様のいらっしゃるご家庭をご紹介下さ??い」
ナンで、ワシが見も知らぬどこからナンのために来たのか判らないアンタを
紹介せにゃならんのよ!!(怒)
「そういう事は、一軒一軒廻って、ご自身でお尋ねになられては、
いかがでしょう?」←慇懃無礼とはコレ
「奥様??セールスじゃありませんってば??」
ええーい!!気安く呼ぶなあ!!!無視!
「じゃ、また後でお伺いいたしますねえ!!」と、若い男。
「もう、二度と来ないで下さい。いらっしゃっても、ワタクシ、出ませんから!!」
ダメ押し。

も一回来たら、もっといじめてやろうと思ったのに若い男はもう、来なかった。

夕方、滝へ出かける。
家から40分くらいの隣町の山中にある、夏の定番お出かけスポット。
しかし、空梅雨のためか、水量乏し。
少しは下界よりは涼しいが、ほんと、少しだけ。