山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

八女郡にゆかりの人々

ダンナ、人形改造中。
35分の1の兵隊人形を改造しているのだ。

知ってるヒトは知ってるが、彼はこの春、プラモメーカー主催の
「人形改造コンテスト」で銅賞を受賞した。
「初作品」「初出品」で「初受賞」だったので「ズ」に乗っている。

毎日シコシコとパーツ作り中。
元となるのは、「ロシア陸軍兵」。作るのは「椎名林檎」ちゃんである。

「どーしたら、ロスケが林檎ちゃんになるのかね?」イジワルして訊いてみた。
「もう、コレがね、何処をドーいじればいいのか俺にもわかんない。
けどね、ホラ。見て見て♪」
と、ヤスリがけ中のロスケ人形を差し出してみせる。

ナルホド。

ロスケ人形の顔の下半身(つまり、鼻から下)だけが、女性の顔つきになっている。
「あ、ホントだ。上手上手」
「ね、スゴイでしょ?頑張ったんだよ」

彼が一番頑張るのは、お仕事やあんな事(え?)やこんな事(えええ!?)ではナイ。
プラモだ。

彼の唯一の娯楽なので、ワシは笑って見ている。
しかし、今年は真面目に今から作っているぞ。
去年は製作期間一ヶ月だったクセに。

プールへ行く。
上の娘こと「せちたろー」は皆勤賞受賞でトロフィーと賞状を貰った。
スゴイぞ。「サンリオフェスティバル」のジャンケン大会で勝ち抜いて
貰ったトロフィーに続いて、人生二個めのトロフィーだ!
(母は一度も貰った事はナシ)

プールの観覧席で「シュート君ママ」と話した。
そーいえば彼女は八女郡の出身である。

八女郡が産んだ「二大女優」といえば、栗原小巻黒木瞳である。
「知り合い?」と訊いてみた。

「私の姉はショウコチャン(黒木瞳の本名)と中学校で同じリレーの選手だったので、
良く知ってます。父も詳しいです」
なんと!やはり、八女郡は狭い。
因みに、彼女の話によると、ショウコチャンは子供の頃は真っ黒で
暴れ回ってたそうである・・・
ショウコチャンちは「納骨堂のすぐ前」なので、お母さんとお姉さんは
よく見かけるらしい・・・

「そう!田中麗奈も八女なのに久留米出身って言ってるんですよ!
久留米の方がチェッカーズ松田聖子もいるから通りが良いのかなあ・・・」
と彼女、不満そうに言う。

八女出身者には他に田中健とかいるのにねえ。(笑)
因みに、ワシの父方の祖母は八女と熊本の境界線近くの山の中の出身である。
だから、実家の父は「八女弁まじり」(爆)

「八女弁と熊本弁のバイリンガル(死語)」