山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

beckで踊り狂って(at Zepp Fukuoka)

午前中、子供らとボイスを連れて運動公園へ。

ダンナが忙しくて、最近遊んであげてナイので子供らへのサービス?
しかし、子供らは滑り台と砂場のある「ちびっ子広場」に置き去り。
ボイスを連れて公園のジョギングコースを早足で二周(3キロ)
子供らに合流したら、上の娘「疲れた」を連発。
下の子がすぐにどっかへ行こうとするので、その世話に明け暮れて
「もう沢山」との事。
母の日頃の苦労がわかったか?

急いで帰り、昼食。
今日はまたまた忙しい。だってbeckのライヴなんだ、もーん。
夕方になる前に洗濯物を取り込み、出かける準備。

開演30分前にライヴ会場到着。ダンナ+子供らと別れて会場入り。
もう、オールスタンディングの場内は満員御礼。外人客多し。

すぐ隣に立ってた女の子二人組をナンパでゲット(?)
「あ、この前のオアシス行ったんだー。私も行ったのよ」とか
「若いねえ。いくつ?」とか。
歳をとると行動がオジさん化してくるらしい・・・←ワシ
そしたら、身長が2メートル位ある白人男性が女の子二人組の前に立ちはだかったので、
「見えないよ!」と言ったら、「ごめんね、ごめんね」と白人男性、素直に謝る。
「私は良いけどさ、この子ら(二人組は揃って150センチ位)は見えないよ。どいてあげて」
とも言うと、「悪いね、ごめんね」と言いつつ、後ろへ移動。
よしよし、君はいい子だ。

beckのライヴ。想像以上によかったね。
こーいうコンセプト重視バンドは技術が追いつかないことおびただしくって、
ハラハラしながら聞いてなくちゃイケナイバンドが多いのに。
「開演時間(六時)を守る」というキッチリした姿勢からも伺えるように、
リハーサルばっちり、ボイストレーニング完璧、このために体も鍛えときました!
ってなもんで、完璧な「プロの仕事」ぶりを発揮!

いやあ??総勢11人編成でも、テクノとファンクの見事な融合。
人力でそれをやってのける(打ち込み無しで)技量と心意気に感激!
世にも珍しい「ハーモニカの吹き語り」があったり、アンコールではドカヘル
(=土方ヘルメット)に鳶のニッカボッカスタイル(それも水色)、
首にはタオルの「日本の正統派工事現場スタイル」で登場。ワシ爆笑。

beckのオジイサンはアメリカの有名なモダンアートの作家。
ジジイの血は孫に受け継がれ、さりげなくもアートの香りがする笑いと踊りに満ちた良いライヴでした。
オアシスの仇をbeckでとった!