山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

じゅんちゃん(レッツゴー三匹)似の院長によるオペ

う??ん。ポリープ切除の日。判ってるけど、ヤなモンだ。赤ん坊片手に病院へ。

赤ん坊、もうここのプレイルームがめちゃお気に入り。
滑り台で数十回も滑りまくり。絶好調。
そうするうち、呼ばれて診察室へ。
内診台に上がって、ウイィーンと台が回転・傾斜すると、ついつい口ずさんでしまう
サンダーバードのテーマ」♪タッタカラアーン、タカラッタ、ツンタカラッタッタアーン♪
・・・神様、私バカ?

赤ん坊に、「お母さんは今から先生に大事大事して貰う(ナンの事やら)から、君はサンダルの見張り番をしていて。お願い」
と言うと、赤ん坊律儀にサンダルを揃えて棚にしまい込み
「あい!」と力強い返事。君は頼れる一歳児だ!
さて、手術が始まると、赤ん坊の様子が変化。
「お母さんは大丈夫よ。平気平気」と笑って言うが、
顔見たらもう瞳が「涙のプール」状態。
「大丈夫、お母さんは強いけん、大丈夫よー」とオペ中の院長。
もう、彼女の涙のプールは決壊寸前。口はへの字だし、目はうさぎさんだ。

院長が「ポリープが大きいので痛いと思う」と言いつつ切除。う・・・少し痛い。
体の芯を少々、こそぎ取られた気がするぞ。
で、手術は終了。プール決壊寸前にて赤ん坊は救助された。

いつもの事だが、この術後の体の倦怠感は不快。
もう、立っててしんどい。この後、買い物して運転して帰らにゃならんのに。
支払いを待っている間に、赤ん坊またしても、滑り台でエキサイト。
さっきの涙もどこへ?大笑いしてる。

この産院(悪徳赤ん坊を産んだとこ)、退院前はフレンチのシェフが特別メニューをリクエスト通りに作って下さり、毎日メイン料理が2?3品付いてる豪華!な所。
おやつも手作り和洋日替わり。(3週間入院してるヒトに、「入院中、メニューが重なった事ある?」と聞いたら、「そーいや一度もない。おやつも」だって、感服)
しかも、入院料金が安い!(32万円弱←30万円は返金)
個室(ホテル並)で、美味しいご飯とおやつ食べ三昧で、ネグリジェも産着も貸して貰え手ぶらで入院できるのに。
七泊八日の天国、産婦のパラダイス♪お家に帰りたくなかった。

産婦人医は、父権主義女性差別の権化・クソジジイもいるが、この院長みたいに、女性と赤ん坊のタメに努力してる人もいる。
親子代々博多港前で産院を経営してたけど、新天地を求めてこの半島へきたらしい。
博多港周辺じゃもう、鳩以外出産するようなヒトは少数派。