山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アイアン・ジャイアントと猫

ダンナ突然、「『アイアンジャイアント』観てくらあ」と、出かける。
男泣きの映画だってよ。君は泣くよ。きっと。腰が抜けるくらい。

それより私は、方向音痴の君が心配だわ。
ナビ席に私が座ってないと、一体どこへ行ってしまうか検討もつかない男だから・・・

で、ダンナもいないので、ひっそり、こっそりHP作成。(またかよ)
PageMillを「お初」に起動させる。片手にはMacPeople
読みながら、どーにかこーにか1ページだけ作ったが、データの容量が多すぎて良くない。「困った」しかし、今日はここまで。

ウチで猫を募集している時にある人から、「どーして、猫なんか必要なのよ?」と、言われた。
そーなんだよねえ。
犬を飼った事のない人には、なかなか犬の良さが分かってもらえず、猫を飼った事のない人には、猫の良さは分かってはもらえない。「子供なんかいらない。面倒くさい。」(←幼なじみの女性が、こう言ったのよ)という人にも子供を持つと云うことの良さが分かってもらえないのと同等で、「結婚なんて邪魔くさい」と思ってる人には、私がどれだけ結婚生活で自分自身の救いを得られたか、どれだけ自分自身の人生を生きているという実感を得られたか、なんてことは想像も出来ないだろうな。

「人の事は分からない」
ワシの処世術のひとつだが、「分からないからって、面と向かってそう言っては失礼。まあ、何かしら、理由はあるんだろう」という位の意味である。
その意味では、「どーして猫なんか」と聞いてきたヤツは、随分と失礼なヤツである。デリカシーがない女というのは、こーゆー人の事である。以後、気をつけてもらいたい。
って、本人に面と向かって言いなはれ!←打たれ弱いワシを叱るワシ

ダンナ無事帰宅。「映画どーだった?」と聞いたら、「ふん。『マディソン郡の橋』と一緒。なんで泣いてんだか自分でも分かんない。条件反射で涙腺が刺激されただけ(怒)」だって。相当、泣き濡れたとワシは見たね。
「二時間かけて行ったのに、アレかよ!クッソ??ッ!!」とダンナ。
「やっぱり、二時間かかったんだ・・・・」

出かけるときに私はダンナにこう予言した。
「君は、O市のサティに行くのに、二時間はかかるとワシはみた!」
予言的中。私なら一時間で行けるよ。
(「アイアン・ジャイアント」全国ワーナー・マイカルシネマコンプレックスのみ!!にて上映中)