山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

おでかけ、おでかけ。

こんな天気に出かけずして、どーする!?というくらいの上天気。
こーいう日には、ボイスも連れておでかけおでかけ。
2年ブリに北西方面へ出かける。目標はいちご狩り。
(全長12センチ!にもなるアイベリー種。美味しいらしい)
ところが目的地に着くと、11時開場なのに、11時10分でいちご売り切れ??。
により、いちご狩りは締切終了。おそるべし、アイベリー。

仕方がないので、柱状節理(いわゆる崖っぷち)見物。
はじめて全てのコースを回る。
ところが予想外に面白くてスリル満点。ほぼ安全性を無視した遊歩道。
すぐに跨げる高さの柵も、あるトコはイイ。基本的に柵は無し。
断崖絶壁全開。高所恐怖症には幻惑の迷宮。
強風にあおられるアナタをストーカーする鳶の群。
震える足下、手すりを求めて中空を彷徨う両手。
ふと、見上げるとなぜかずらりと並んだお地蔵軍団。(一番高い崖の上にお地蔵がびっしり置いてある。何故だ?????!!)
夢野久作ファンにはお薦め。映画「ドグラマグラ」のロケ地ってここだわ。
(実際、崖下まで行ってみて気が付いた。)

お腹が空いたので、烏賊食べに移動。
以前、自宅最寄りのJRの駅前で男子高校生が女子高校生を口説いてて、
なにげに横で聞いてたら、「ねえねえ、●●に烏賊食べに行こうよ。」(●●は、烏賊の名所。)と言ってて思わず吹きそうになったものだ。
中年のオッサンが若いOL口説いてるセリフみたいだったので、つい。
つまり、この、私らも行った●●という地はちょっとしたお出かけに
イイ距離。
風光明媚で美味しいモノ食べて、ついでに、なんか女の子とも仲良くなっちゃって??、あはあは、イイカンジィ。みたいなあ??、トコ。
で、烏賊は。
美味しゅうございました。プリプリの甘甘のツルツルのコリコリでございました。あれでコース2500円は安うございます。

岬の公園まで行って、遊んで帰宅。
しかし、何故、ボイスがリアゲートの窓から外を見てるとみんな手を振るの?
公園の入口にいた若い女の群に至っては、手を振りながら走って追っかけてきたぞ。最初は何事か起きたのかとビビった私。
ボイス、人間だったらよかったのにねえ。(糸井重里調。ふっるーーい)