山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

バターベルを自作する

えー。今までワシはバターを使うのに、百均のバターケースを使ってたんですね。

バターを縦半分にカットしてケースに詰めて、繰り出して使う(つまりスティックのりみたいな使い方)方式のものを使ってたわけですよ。

ところがコレが便利なようでいて、実はよろしくないんですよ(-_-;)

スティックのりみたいに使えるのは良いのですが、バターと本体の間の隙間にパンくずとか詰まって見た目が汚くなっちゃう。

そして、溶けたバターが蓋の内側についちゃうとそれこそ糊で貼っつけたみたいにピターーーっと真空接着状態になって蓋が開かなくなるんですね_(:3」∠)_

 

本当にこれがやっかいでして。

暫し考えたワシ。

「そうだ、バターベルがあるじゃないか」

ご存知かもしれませんが、バターってそもそも常温保存できるものなんですよね。

で、欧米では「バターベル」とかで常温保存してるんですよ。

バターベルとはこのようなものです↓

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その仕組みはコチラの通り↓

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ベル状のくぼみにバターを詰めて、水をためた容器にうつ伏せに沈めて保存するという方式です。

一応これで毎日水を変えてあげればカビ等発生しないそうですよ。

 

「バターベル欲しいな…」

と思いましたが、買えば3~4千円しますw高級品ですね。

 

「家にあるもんでできるんじゃね?」と考えたワシ。

昔、陶芸やってた頃に作ったこぶりなワイン?梅酒?用のグラス?カップがありまして。

それにバターを詰めてみました↓

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ん??いいんじゃないっすかねー。

それをやっぱり陶芸してた頃に作った自作の小鉢に水を張りまして↓

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こう!!↓

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はい、問題なくバターベルになった気がします。

制作時間数分、制作費ゼロ円。

キッチンのカウンターに置いて、豆苗と一緒に毎日水を変えてお世話しますよ。

台風の金曜日 「レ・ミゼラブル」BBC版

本日、福岡地方は台風の直撃日だそうなのですが…

朝から静かなもんで、朝の散歩はバトンと普通に出かけてましたし。昼前くらいから雨も降り始めましたが、しとしとと静かに降っております。

 

…今日、学校が休校になったりしているはずなんですけどね、コレは一体…(-_-;)

とりあえず、夕方から雨風も強くなってくるそうなので、朝から弐号機を職場まで送りまして、ウッドデッキの上の物干しを片付けたりソーラーの提灯を家の中に入れたりして過ごしました。

 

仕事も休みですし、コレと言って差し迫った家事もないので、「どーれなんかドラマでも見てみるか」

という気分になりました。

見たのはコチラ↓

BBCレ・ミゼラブル

GYAOで無料配信されてまして、今、第2話まで公開中です。第3話は21日に更新されるそうなので、見たい方はお早めにどうぞーー(^o^)つ

 

んで。

以前、BBCの「戦争と平和」を見た時も強烈に感じたんですが…

「なんで英語やねん!」(BBCの制作だからだよ?)

BBC制作だから、ロシア貴族も農民も、フランス人も全員英語喋りますw

 

この違和感さえ乗り越えたら、かなりお金も手間もかかっているドラマなのでとても楽しめますよ。

で。コレを見てたら、ドラマ冒頭、ジャン・バルジャンが監獄船に囚われてるシーンが出てくるんですが。

この監獄船という代物がとてもつもなくバカでかくて(当然CGなんですけどね)

今の巨大ホテルが海に浮いてるように見える豪華客船とボリューム的に近い印象なんですよ。

参考リンク先↓ ※微グロ注意

【閲覧注意】イギリスに骸骨が散乱する「死者の島」があった。それらは監獄船の囚人だった? | The Ultimate Media

 

船内の様子はかなり不衛生かつ過酷な状況だったらしく、ここに10年間繋がれてた人で生き残れた人はゼロだったそうで。

しかもこの恐るべき地獄船って19世紀頃まで現役で稼働してたらしいんですね。

で、ジャン・バルジャンはここで19年間耐えて生きて娑婆に出てきたって話です。

 

子供の頃に読んだ名作が大人が本気でじっくり作ったドラマとしてたち現れることの凄さを実感できるですよ、おすすめ!(゚∀゚)

 

 

2021年9月の写真日記

今月撮った写真でもご紹介しますね。

まずは、この季節に芳醇な香りの花を咲かせるジンジャーでございます↓

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そもそも空き地に自生したのを掘って採ってきて、庭の隅に埋めてたら、十数年後の去年から突如、花を咲かせるようになりましたw

香りはクチナシの香りに似てて、まさに清廉(クチナシほど強い匂いではない)

どんどん咲いてくるのでどんどん摘んできて、リビングの花瓶にいけます↓

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仕事にでかけてて、家に帰ってくるとリビングの中がこの清廉な香りにいたされている事に気が付きます。

とても好きな香りです。

 

昨日は、お昼ごはんに初めて「オートミールのおにぎり」を作って食べました↓

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オートミール30gにひたひたの水を入れてレンジで40秒チンしまして、塩で握って海苔を巻きました。

はい、モチモチしてて美味しかったです(オートミールは電子レンジでチン☆すると、モチモチになることに気がついた)

※この日、一緒にお昼ごはんに食べたのはにゅうめんでした。

前日の夕飯「あんこう鍋」のスープをベースに素麺を茹でて、蒸し鶏をトッピングしたもの

 

コチラは今朝のバトンとの散歩写真↓

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紅白の彼岸花が咲く山の中の小道にて

団地へのいざない

弐号機が「今日、団地の動画見たらとんでもなくヤバくて驚いた!」などと言ってたのですが。

話をよくよく聞いてみたら、ワシが以前、見たことのある動画の話でした↓

ワシは日本の住宅というものにものすごく興味があってですね。

団地が開発?発明?されるに至った歴史の話とかも好きで、こんな本も所持しているほどです↓

www.amazon.co.jp

 

「この動画の何がそんなにヤバイのよ?」と聞くと、弐号機、

「もう何もかもがヤバイ、超狭い家なのにみんな嬉しがってて、設備とかもひどいもんなのにものすごくありがたがってて、昭和の日本人、超ヤバいやつやん!!」

 

_(:3」∠)_などと申します…

ニンゲン、生まれたときから有名建築家が手掛けた家に住んでいると、こんな価値観に育つのでしょうか?

それともこれが「世代間の断絶」ってものでしょうかね?ヾ(:3ノシヾ)ノシ

 

「えーーーっと、昔はね、長屋というものがあってね。そこに都市部に住む日本人のかなりの数の人達が住んでた時代がありましたね…そこには水道なんか来てなくて、共用の井戸というものがあってそれを使ってた時代もあったんだよ」

などと言いますが、弐号機は聞いてません。

 

「もう、冬にサッシのせいで結露がものすごいとか、ストーブつけてて一酸化炭素で死にかけるとか、団地に住むの命がけじゃない??」

などと申して腹を抱えて笑っております。はいはい(-_-;)

 

ワシは基本、「狭い家」が好きなので、「老後は団地(の低層階)でも良いや」程度にしか思ってないんですけど…

生まれたときから広い家に住んで、思うままに自由勝手に生きてきた弐号機には完全に未知の世界なんですよね(と、言いつつワシも団地に住んだことないんだけど)

 

すると、子供時代、社宅や団地住まいを経験しているオットが激しくムッとしましてw

「昔はコレでも十分ありがたかったんだよ!!」と申しておりました…

「水洗トイレやキッチンのステンレス流し台(昔は人造石研ぎ出し仕上げの流し台だったし)が当時の日本人にとっては夢みたいなものだったんだよ」

と、一応、解説を入れときましたがどこまで理解したのやら(多分、伝わってない)

 

人造石研ぎ出しに関しては詳しいお話はコチラでどうぞ↓

www.haradasakan.co.jp

 

オートミールのパンケーキ

昨日は昼に家に一人でしたので、

「そうだ、今日は実験料理の日!!」( ゚д゚)ハッ!

ってことでかねてからの案件だったオートミールの実験料理を実行することにしました。

本日のメニューはコチラ↓

オートミールのパンケーキ》

・まずはミルサー的なフードミルにてオートミールを50gほど挽いて粉にします

・そこへ、本当なら水切りヨーグルトを入れたかったのですが、あいにく朝ごはんに食べちゃったので在庫がなく(-_-;)カシューナッツを数粒入れてみました

・水少々と豆乳、卵一個、塩少々、砂糖小さじ1を入れてよーくかき混ぜます↓

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・よく練ったら、炭酸ソーダを少々入れ、小さいフライパンにバターを塗り焼きます

・片面2~3分弱火で焼きまして↓

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・ひっくり返したのがコチラ↓

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うむ、いい色に焼けました(゚∀゚)

 

・焼き上がったら四つ切りしまして、生ハム、アボカド、バターで炒めたグリーンアスパラ(冷凍品)を添えて出来上がりです↓

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普通に美味しく出来ました。

生地には砂糖大さじ1くらい入れても良かったかも(甘さがちょっと足りない感じだった)

おそらくは水切りヨーグルトを入れたら、味のコクとか甘み、奥行きが出て、もっと仕上がりが良くなった気がします(朝ごはんに水切りヨーグルトをうかうかと食べきったのが悪い)

あとはどこかでギー(水牛とかのバターから作られた油 昔一時期そば粉のパンケーキにハマってた頃、ギーを使って焼いてた)を手に入れて、ギーで焼くと良さそうな味でしたよ。

帰省は正解だった気がする

あれっ 気がついたら今日はエアコンつけてないですよ(昨日は蒸し暑かったので昼間数時間エアコンつけてた)

季節は着実に秋に移行してますね。

 

さて、最近はコロナワクチンの接種がすすんできたおかげで新型コロナウィルスの感染率も下がってきたし、10月にはいろんな規制も解除されるものと勝手に見込んでおりまして(゚∀゚)

おでかけの計画でも練りましょうかね。

小鹿田の民陶祭にも行きたいし、温泉にも行きたいです。

とか言ってたら、今年の民陶祭は中止だそうで↓

www.city.hita.oita.jp

でも窯元はそれぞれ通常営業しているようなので、別に民陶祭じゃなくても行けばいいって事のようです。

えーー。ドライブがてらに行っちゃおうっかなーウヘヘウヘヘ(^q^)

 

そもそもは。今年、初号機一家が2年ぶりに帰省したときも、我が家の弐号機は2回目のワクチン接種を終えてましたが、ワシとオットは2回めの接種待ちの状況で、当然、初号機一家は誰もまだワクチン接種してない状態だったんですけどね。

(ワクチンの接種状況は本当に自治体の差が激しくて、うちの自治体だと初号機の年代はとっくにワクチン接種が始まっているのに初号帰宅の自治体はまだまだらしい)

 

初号機一家が帰省した結果、誰一人、感染することなくこうやって夏を乗り切ったのでした。

あれほどメディアで言われてた「人流と接触の抑制をしないと感染の拡大は防げない!どうかご協力を」「今年のお盆の帰省は我慢してください」とはナンだったのか。

我が家は勝手に「もう我慢出来ない!!帰省しておいで!!」と初号機一家をそそのかして少し後ろ暗い気持ちもあったにはあった(ほんの少しだけ)んですが。

帰省させてよかったですよ、本当に。

色んな所に出かけて楽しい思い出をたくさんつくりましたものね(´∀`*)ウフフ

 

そもそも我が家、「外で飲む」とか「知らない人と会う」という習慣がほぼゼロな一族なんで、いわゆるウェーイ系の飲み会とか会食をしない一族なんですよ。

だから感染しなかったというラッキーさに恵まれたと考えております。

密さえ避ければ良いのであって、人流の抑制までは実は必要なかったのではないのか?がこの夏のワシの結論でした。

「9.11」と記されたカードを受け取る夜

そういえば、昨日は9.11でしたね。

実はワシはすっかり、ステルスのツイートにて「カードを今年も渡す」と言われるまでほぼ忘れてたんですな。

「あ、そうか。9.11から20年経ったのか」とちょいとびっくりしました。

 

その当時、ワシが何をやってて、如何にして9・11同時多発テロを知ったのか?はこのブログの過去記事を読めばちょちょいのちょいでわかるので、超便利です↓

mikaboisusanroku.hatenablog.com

 

当時ワシはアメリカという国の存在自体にとても懐疑的で。

「世界の警察たるアメリカ」という存在が疑わしいと言うかw

とても猜疑心が強い性格なので、「本当は世界の警察という衣の下には何か別の姿があるんじゃないかな」などと思っておりました。

馬鹿ですね、大馬鹿者ですね。

 

だから、実はアメリカの繁栄の陰で、虐げられてきた幾千幾万もの無辜の命というものが存在してて。

いつかはきっとその復讐を果たそうと、チャンスを伺っているそんな存在がいるような予感を勝手に感じてたんですね。

そしてそれはおそらくは、ミミ・レダー監督の映画「ピース・メーカー」を見て以来、感じていたことでした。

でも、その悲劇を避けるにはいかなるルートが有るのか?もう全然わからなくて。

同時多発テロ事件の翌日、改めて「ピース・メーカー」を見てはさめざめと泣いたりしておりました。

つまり、それくらいしか当時、出来ることがなかったんですよね。

ていうか、今も。

 

その後、2004年にドキュメンタリー映画としてマイケル・ムーアの「華氏911」とかも公開されて。

「そんな恐ろしいからくりが本当に背後にあったかもしれないの??」

などと怯えたりしたものでしたが

なんとその後、マイケル・ムーア監督は「華氏119」というトランプを当選させたアメリカ社会を批判する映画(つまりはアメリカを分断させた的な意味で)を作り。

その後の行動があまりにもアレレ…でしたので、ワシはもうすっかり彼の作品を追いかけて無いんですけどね…

その後の同時多発テロ事件の検証、分析、アフガニスタン紛争の総括って…なされいるんですかね?

そうしましたら、こんなツイートを発見↓

www.aljazeera.com

去る9月5日にバイデン大統領が9・11同時多発テロの機密文書の公開を指示したとの事。

(とかいうアルジャジーラ公式のツイートに一般人から、「ロリータエクスプレス」とかしっかりレスが付いてるのでネット上の伝説?は今なお十分健在なことが伺えます)

「ふーん、20年後の今になって、ねえ」

とは思ったものの、なお、今のアフガニスタンである。